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前回の指と身体の不思議な関係 実例その4は、いかがでしたか?

なぜ辛さが出ているのか、常に考え続ける事が大切なのです。



では、本日の本題に移ります。


『指と身体の不思議な関係 実例その5』

今回ご紹介する例は、少し極端かもしれませんが、こんなケースもある事を知っておいて下さい。


この方は、右肩関節の前面に腫瘍(良性)ができた為、大胸筋を切開して摘出手術を行いました。

肩甲骨側にもできてしまっているが、手術はもうしたくないとの事で、そのままの状態になっています。



初めこの方は、右腰の痛みで来られました。

この時、立位チェックをすると、明らかに右後方に重心が流れていました。


この原因は、はっきりしていました。

それは、左脚の脛骨・腓骨・内果を学生の頃に骨折していたからです。

その為、左足首や左膝の可動制限が起きて、左脚に重心を乗せられなかったのです。


この様な状態では、立ったり歩いたりすればするほど、右足で踏ん張る事になり、その負担が当然右腰に掛かってきます。

腰の痛みは、右後方にズレた距骨の調整と、左脚の調整で落ち着きました。


しかし、本当に問題だったのは、冒頭でお伝えした右肩だったのです。



指と身体の不思議な関係 実例その5。



右肩の腫瘍の原因については、次回以降お伝えします。

前回の指と身体の不思議な関係 実例その3は、いかがでしたか?

長く診ている患者さんであっても、新しい発見や気付きはあるのです。

但し、考え続けているからこそ得られるのであって、漫然と施術をしていては決して得られません。



では、本日の本題に移ります。


『指と身体の不思議な関係 実例その4』


前回お伝えした患者さんの右足のショパール関節・拇指のIP関節の硬さは、長い間解明出来ずにいました。

捻挫の程度がよっぽど酷かったのだと思っていました。

今思えば、この思い込みがいけなかったのですが・・・反省です。



この方の原因は、中学生の頃に右足の拇指に物が落ちてぶつかった事でした。

落ちた所は爪の上で、当時は内出血してどす黒くなったようです。



この方の謎を解明するヒントは、ここにありました。

初めは、このぶつけた事と捻挫は別々に考えていました。

しかし、あまりにも変化が出なかったので、次の様な仮説を立てました。



拇指に物が落ちたのなら、当初は痛みで拇指に体重を掛けられなかったはず。

拇指に体重を掛けない様に立ったり歩いたりすれば、当然外側に重心が乗ります。

それがしばらく続いて、内反癖がついてしまったのではないかと考えたのです。




この仮説を元に、拇指からの調整に切り替えたのです。

結果は大変良好なものでした。


拇指はIP関節の硬さに加え、内反癖とのバランスを取る為に内旋方向に捻れがありました。

これを戻す調整をしたのです。

すると、ずっと苦戦していた内反癖やショパール関節の硬さが緩んだのです。

もちろん、右足の拇指のIP関節や右の顎関節、頭蓋骨の縫合も緩みました。




指と身体の不思議な関係 実例その4。




指がしっかり使えるって大事ですね。

前回の指と身体の不思議な関係 実例その2は、いかがでしたか?

右膝が痛いからといって、原因が右側にあるとは限らないのです。



では、本日の本題に移ります。


『指と身体の不思議な関係 実例その3』

今回は、右足の拇指のトラブルが原因だったケースをお伝えします。


この患者さんは右顎の緊張が強く、頭蓋骨の縫合も硬いため、よく頭痛が出ていました。

直接顎を緩めたり、縫合を狙って緩めようとしても、思う様な効果がありませんでした。


右足は内反癖が強く、外果周辺は関節のズレによる強い緊張が出ていました。

また、顎関節と関連する拇指のIP関節やショパール関節の可動が悪くなっていました。



この方は過去に捻挫した事があったので、捻挫の影響だと思い、間接法による調整を繰り返したが、何故か緩まず内反癖が取れずにいました。

拇指のIP関節が硬いのも、内反して拇指をうまく使えないからだと思っていました。


しかし、あまりにも変化が出ない為、長らく思う様に改善出来ない患者さんの一人でした。

そして、つい最近になってやっとその謎が解けたのです。




指と身体の不思議な関係 実例その3。




気になる原因の詳細は、次回お伝えします。