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指と身体の不思議な関係 実例その4

前回の指と身体の不思議な関係 実例その3は、いかがでしたか?

長く診ている患者さんであっても、新しい発見や気付きはあるのです。

但し、考え続けているからこそ得られるのであって、漫然と施術をしていては決して得られません。



では、本日の本題に移ります。


『指と身体の不思議な関係 実例その4』


前回お伝えした患者さんの右足のショパール関節・拇指のIP関節の硬さは、長い間解明出来ずにいました。

捻挫の程度がよっぽど酷かったのだと思っていました。

今思えば、この思い込みがいけなかったのですが・・・反省です。



この方の原因は、中学生の頃に右足の拇指に物が落ちてぶつかった事でした。

落ちた所は爪の上で、当時は内出血してどす黒くなったようです。



この方の謎を解明するヒントは、ここにありました。

初めは、このぶつけた事と捻挫は別々に考えていました。

しかし、あまりにも変化が出なかったので、次の様な仮説を立てました。



拇指に物が落ちたのなら、当初は痛みで拇指に体重を掛けられなかったはず。

拇指に体重を掛けない様に立ったり歩いたりすれば、当然外側に重心が乗ります。

それがしばらく続いて、内反癖がついてしまったのではないかと考えたのです。




この仮説を元に、拇指からの調整に切り替えたのです。

結果は大変良好なものでした。


拇指はIP関節の硬さに加え、内反癖とのバランスを取る為に内旋方向に捻れがありました。

これを戻す調整をしたのです。

すると、ずっと苦戦していた内反癖やショパール関節の硬さが緩んだのです。

もちろん、右足の拇指のIP関節や右の顎関節、頭蓋骨の縫合も緩みました。




指と身体の不思議な関係 実例その4。




指がしっかり使えるって大事ですね。

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