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問診の実例 その2

前回の問診の実例は、いかがでしたか?

確証を得る為の、有効的な問診を心掛けましょう。


では、本日の本題に移ります。



『問診の実例 その2』

新患Bさん。
整体40分コース。

主訴は腰の痛み。一昨日の朝から痛みが出ているとのこと。


施術前に痛みの出る動きをチェック。
前屈と左に側屈した時に痛みが発生。

伸展時に痛みが発生しないので、大腰筋の関与は無さそうという事が分かった。


うつ伏せで歪みを確認すると、歪みはあまり見受けられない。

骨格の歪みが少ないのに症状が出る場合、内臓が関与しているケースがあります。



体の張りを確認すると、左より右半身に張りが出ている。

そうすると、疑いのある臓器は「肝臓」になります。


更に確認すると、やはり肝臓のある右背中の辺りは硬さが強くなっている。

足裏で確認しても、肝臓の反射区が硬くなっていた。


肝臓というと、お酒のイメージが強いと思いますが、お酒以外にも薬や甘い物、冷えなどでも肝臓に負担が掛かります。

Bさんは、朝起きた時に痛みが出たので、恐らく冷えが原因だろうと仮説が立ちました。



仮説が正しいかを判断する為に、質問をしました。

私「どういったお仕事をされていますか?」

Bさん「営業で、殆ど車の運転をしています」
(なるほど。殆ど動かない上に、夏場【この時は8月】は間違いなく冷房をかけるはずなので、それで冷やされているのだろう)



これで、ほぼ確実でしたが、とどめの質問をしました。

私「シャワーとお風呂、どっちが多いですか?」

Bさん「シャワーだけです」



想像通りでした。

これで、Bさんは体の冷えによって腰の痛みが発生している可能性が、一番高くなりました。


因みに寝ている時、パンツ1枚で寝ていた事も判明。
※誤解のないように念の為にお伝えしておきますが、この方は男性です。



整理すると、
シャワーばかりで体が温まる事がない。
運転で長時間じっと座っている事が多く、しかも暑い時期なのでずっと冷房が入ってる。
おまけに、寝ている時はパンツ1枚。


これでは、体が冷える事ばかりで、肝臓に多大な負担が掛かり、疲弊してしまうのは当然です。


施術は肝臓へのアプローチや運動療法も取り入れながら、血流が良くなるように調整。

調整後は、前屈と左に側屈した時に出ていた痛みが無くなりました。



Bさんの腰の痛みは、やはり肝臓が疲弊した事によるものでした。



問診の実例 その2。
いかがでしたか?



原因を特定出来なければ、効果的な施術は望めません。

原因を特定できるように、問診力を高めましょう。

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