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問診の実例 その1

前回の問診で何を聞くべきか?は、いかがでしたか?

考えられる可能性を想像して、関連した質問を投げかけましょう。



では、本日の本題に移ります。



『問診の実例 その1』

新患Aさん。
コースは、足裏30分+ほぐし30分。

主訴は、股関節周りの違和感と軽い痛み。あぐらをかく時に、股関節が痛い。

本人は立ち仕事で、尚且つ重心が外に乗っているからかもしれないと仰っていました。


まずは足裏からスタート。
反射区的には、内臓系が疲れているようで、内臓系全般が硬い。

小腸が硬いのが特に気になった。

なぜなら、大腸が硬い事はよくある事だが、小腸が硬い事はかなりレアなケースだからだ。


足裏も数え切れない位やってきましたが、小腸に異様な硬さを感じたことは、過去にも記憶が殆どありません。

この時点で、内臓器の不調が一番の原因かもと仮説が立った。



左膝を触ると内側に強い硬さが出ている。


可能性は2つ。

左膝を痛めた事があるか、もしくは胃が悪いかだ。
(また、別の機会に詳しく取り上げたいと思うが、左膝と胃は関連しているのです。)


膝を動かして答えが出ました。

可動は悪くなかったので、胃が非常に疲れているのだろうと想像出来ました。


この時点で、内臓器に負担の掛かる飲食物をよく摂取している可能性が高くなりました。



いよいようつ伏せでほぐしがスタート。

背中を押して直ぐに確信しました。

この人の原因は、内臓器に負担の掛かる飲食物を摂取する事によって、内臓器が疲弊して股関節周りの違和感や痛みが出ているのだと。


恐らく、『辛いもの』をよく好んで食べているはずだ。
そう、確信しました。


足裏や背中の硬さから、これだけ内臓器の疲弊が強く出ている場合、過去の経験から『辛いもの』を好んで食べているケースが多いからです。



そして、確信を得る為の質問をしました。


「好んで食べる飲食物はありますか?」(少し遠回しに)

Aさん「肉とかよく食べますよ」

「辛いものをよく食べませんか?」(今度はストレートに)

Aさん「辛いもの好きで、よく食べます」


この問診で、想像していた仮説が正しい事が裏付けられたのです。


小腸まで硬くなっていたのは、刺激の強い辛い食べ物によって胃が疲弊し、消化吸収する能力が落ちて小腸に多大な負担を掛けていたからでしょう。



問診の実例 その1。
いかがでしたか?


なるべく詳細にお伝えするよう努めましたが、ご理解頂けただろうか?



まずは自分なりの仮説を立てる。そして、その仮説を立証する為の問診をしましょう。

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