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時系列で考える

2020年03月06日
前回の血糖値と自律神経は、いかがでしたか?

自律神経の乱れが、血糖値に影響するのです。

規則正しい生活を心掛けましょう。



では、本日の本題に移ります。


『時系列で考える』

今までめまいなど出た事のない患者さんが、突然めまいの症状を訴えて来られました。

患者さんによると、美容院に行った翌日の朝からめまいが出ているとのこと。


時系列的に考えると、美容院で何かあったのだと想像がつきます。


当日、美容院でシャンプーを担当してくれた人がいつもの人ではなかった為、いつもと感じが違ったそうです。

患者さん自身も、シャンプーの際の首の当たり方が良くなかったのではないかと感じていました。



結果、やはり右の頚椎下部の辺りに違和感と緊張が出ていました。

恐らくシャンプーの際、洗面台の縁に変な当たり方をしてしまったのでしょう。


この様に、症状の出た少し前に遡って時系列的に考えると、何が原因になっているのかが掴みやすくなります。


いつもと違う症状を訴えてきたら、前日もしくは前々日くらいに何かなかったかを聞いてみましょう。



時系列で考える。



いつも診ている患者さんでも、改めて時系列を整理すると、新しい発見があるかもしれませんよ。


また、いくつかの症状が出ている場合、初めは何処に辛さが出ていたのかを、再確認するのも良いでしょう。

血糖値と自律神経

2020年02月24日
前回のエナジードリンクは、NGドリンク 後編は、いかがでしたか?

エナジードリンクにより、低血糖に陥る危険性を知って頂けたと思います。


では、本日の本題に移ります。


『血糖値と自律神経』

血糖値の調整を司っているのは、自律神経です。

だから、自律神経の影響によっても、血糖値の変動が起こります。


例えば、イライラしたり、怒ったり、興奮する事で血糖値は上昇します。

なぜなら、イライラなどで交感神経が緊張すると、血糖値を上げるアドレナリンが分泌されるからです。

この他、働き過ぎの人や過度の肥満の人は、血糖値が高めの傾向にあります。


逆に、血糖値を下げるインスリンの分泌は、副交感神経支配下にあります。

その為、のんびりした人は、血糖値が低めの傾向にあります。



つまり、自律神経のバランスがうまく調和されていないと、血糖値の調整もうまく取れなくなってしまうのです。



近年、大人だけの病気と思われていた糖尿病が、子ども達にまで広がりを見せています。

食生活の変化もあるでしょうが、自律神経の乱れが影響していそうです。


日本の子ども達は、世界で一番夜更かしで、一番睡眠時間が短いそうです。


本来、日中は活動する交感神経が優位になり、夜は休息する副交感神経が優位になります。

それが、夜型にシフトしてしまうと、自律神経のサイクルも乱れてしまいます。



また、睡眠不足は交感神経を活発にするホルモンの分泌を増し、血糖・血圧・心拍数を上昇させます。

更にこのホルモンは、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きを悪くする「インスリン抵抗性」を高めてしまうのです。

この様な流れから、糖尿病に発展してしまうのです。


そうならないためには、規則正しい生活を送り、自律神経のバランスを正常に戻さなければなりません。



血糖値と自律神経。



この切っても切れない関係をよく理解しておきましょう。

前回のエナジードリンクは、NGドリンク 前編は、いかがでしたか?

死亡例があるのには、驚きましたね。

後編では、血糖値が急上昇する問題点について、お伝えしていきます。


では、本日の本題に移ります。


『エナジードリンクは、NGドリンク 後編』

血糖値の急上昇の何が問題なのか?


血糖値が上昇すると、血糖値を下げるために、インスリンが分泌されます。

緩やかに上がるなら問題ないのですが、急激に上がってしまうと、血糖値を正常値に下げようと大量にインスリンが分泌されます。


大量に分泌されるという事は、血糖値が一気に下がるという事です。

結果、今度は下がり過ぎて低血糖状態になってしまうのです。


これが問題なのです。



正常では、血糖値は70mg/dl以上に維持されています。

血糖値が70mg/dl以下になると異常な空腹感が現れ、動悸・震えなどの症状が出てきます。


糖尿病で普段高血糖状態にあると、これらの症状はもっと高い血糖値でも現れてきます。

また、血糖値の下がるスピードが速い時も、比較的高い血糖値で症状が現れ始めることがあります。


そして低血糖を放っておき血糖値が50mg/dl以下になると中枢神経の働きが低下。

更に、血糖値が30mg/dl以下になると意識レベルが低下し、昏睡状態から死に至ることもあり、重大な事故に繋がる危険性があるのです。



この様な危険を回避する為に、体はアドレナリンというホルモンの分泌を促し、体内に蓄積されている糖分を血液中に出して正常な血糖値に戻そうとします。


そして、日常的に急激な血糖値の上下動が繰り返されると、膵臓が疲弊しインスリンの分泌異常が起きて、低血糖症になってしまうのです。


だから、血糖値を急上昇させるエナジードリンクを習慣的に飲み続けるのは、大変危険なのです。



エナジードリンクは、NGドリンク。



エナジードリンクだけではありませんが、血糖値を急激に上昇させる様な飲食物は控えましょう。

さて、前回のストレスも必要は、いかがでしたか?

ストレスが多すぎてもダメ、全く無くなってもダメなのです。


では、本日の本題に移ります。



『エナジードリンクは、NGドリンク 前編』


最近、テレビで見ない日は無いくらい、様々なエナジードリンクのCMを見かけますね。

これを飲むことで、やる気がアップしたり、活力がみなぎる様なイメージに仕立てられています。

コンビニでも購入出来るので、気軽な気持ちで購入しがちです。



しかし、CMのイメージ戦略に騙されてはいけません。

効果が無いばかりか、死亡例も報告されている代物だからだ。

参考記事 その1

参考記事 その2




死亡例は極端なケースかもしれないが、私が思うエナジードリンクの問題点は、急激に血糖値が上昇する事です。

血糖値を上昇させる原因は、成分に含まれる糖類やカフェインの影響でしょう。



血糖値は常に一定ではなく、食事などにより上下します。

だから、上下動する事は問題ではありません。

問題なのは、急激に血糖値が上昇する事です。



なぜ、急激に上昇することが問題なのか?



次回のブログでお伝えします。

ストレスも必要

2020年02月07日
前回のバランスが大事は 、いかがでしたか?

患者様に対しても、自分に対しても、バランスの良い状態を心掛けましょう。


では、本日の本題に移ります。



『ストレスも必要』


ストレスも必要なんて言うと、そんなのいらないと思われるかもしれませんね。

誰も好んでストレスを受けたいとは思いません。


むしろ、避けたいと思うでしょう。

ストレスなんて無くなればいいのにと思う人もいるでしょう。



でも、ストレスが全く無いのも問題です。



前回のバランスが大事でも触れましたが、自律神経に影響するからです。

ストレスが無い状態が続くと、リラックスしている時に働く、副交感神経優位に傾き過ぎてしまいます。


もちろん、リラックスする時間も必要です。

しかし、ストレスが全く掛からない状態が続くのは問題です。



免疫学の権威、安保徹先生によれば、過剰に副交感神経優位になると、リンパ球が増え過ぎて、微量な抗原にも反応してしまい、アレルギー反応を起こしやすくなるそうです。

だから、ストレスが無くなれば一見良さそうですが、そうではないのです。


ストレスが多過ぎるのも良くないのは、言うまでもありませんね。



何かと悪者扱いされるストレスですが、適度なストレスは体にとって必要なのです。



ストレスは必要。



ストレスと上手に付き合っていきましょう。

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